一企業の問題ではなく、州単位の問題に拡大しつつあり、
これは、国家単位の危機につながる問題でもある。
財政危機で「借用書」 米加州知事「7月末までに現金底をつく」![]()
米カリフォルニア州の財政危機について記者会見するシュワルツェネッガー知事=2日〔AP〕
【シリコンバレー=田中暁人】米地方財政の悪化が深刻になってきた。大幅な歳入不足でカリフォルニアなど複数州が新会計年度入りした1日までに新年度予算案をまとめることができなかった。財政赤字の縮小策で議会と州政府が折り合えず、住民に身近な公共サービスの縮小も現実味を帯びている。
財政危機を受けて非常事態を宣言したカリフォルニア州は市や町、民間企業、住民への税金還付などの支払いで、現金や小切手ではなく将来の支払いを約束する「借用書」の発行に踏み切った。シュワルツェネッガー州知事は2日の記者会見で「7月末までに現金が底をつく」と述べた。
一方、米連邦準備理事会(FRB)は借用書の乱発が金融システムを揺さぶりかねないとみて警戒。預金者らに対し取引先の銀行が州の借用書を受け付けているかどうかや、いつ現金が引き出せるかなどを確認するよう注意を促した。(20:23)
以前にも書いたが、とうとう、表面化してきたカリフォルニアの
財政危機。
自力再建は絶望的である。 増税政策が議会の三分の二ルールで
成立しない為に、歳出削減しか出来ない状態だ。
シュワルツネッガー知事自身も、いままで「増税反対」の立場であったので、これもまた障害となっている。
総額240億ドルの財政赤字になるらしい。
月30億ドルの借用書が発行されるというが、7月末には給与など
に必要な現金もなくなり、破綻するという。このため、州職員も1ヶ
月に3日の無給休暇をとらされ、15%の給与カットが実施される。
このカリフォルニアの財政規模は、カナダやブラジルと同じレベルで
一国の破綻に匹敵する。
月末には、州債の償還期限が待っており、これがデフォルトになると
夕張市と同じ運命をたどることになる。
この州債は、アメリカだけではなく、イギリス、カナダ、メキシコ
も持っているので、国際問題となりそうだ。
オバマ大統領は、救済しない姿勢でいるが、果たして、それで
治まるであろうか?
カリフォルニアだけではなく、他の州でも同じような危機が
続発している。
連邦政府は、個別に州を援助する気は無いという。
ではどうやって財政危機を乗り切るのか?
州債を発行しても、もう買う所がない。
議会承認が得られない州は、増税も出来ない。
資金調達が絶望的な状態なのだ。 州の住人は、夕張と同じ運命
になるであろう。
国全体が、そうならなければいいのだが・・・。
アメリカの深刻な状況は、これからが本番である。
米地銀7行が破たん、年初来の米銀破たん件数は52行に
2009年 07月 3日 14:01 JST
[ワシントン 2日 ロイター] 米金融監督当局は2日、イリノイ州の銀行6行およびテキサス州の小規模銀行ミレニアム・ステート・バンク・オブ・テキサスを業務停止とした。
年初来の米銀破たん件数はこれで52行となった。2008年の米銀破たん件数は25件、07年は3件だった。
地方銀行の破綻も全く止まる気配が無く、リーマンショック以降、
底が割れる可能性が高まったと思ったほうがいいかも知れない。
6月米雇用統計:識者はこうみる
2009年 07月 3日 08:51 JST
[ニューヨーク/東京 5日 ロイター] 6月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が46万7000人減と予想を大幅に上回って減少し、5カ月ぶりに減少幅が拡大。失業率は9.5%に上昇し、1983年8月の水準に並んだ。
失業率も10%目前である。
イランになど構っていられないはずなのだが、まだ危機感は薄い。
いざとなれば、また戦争を起して財政を立て直す暴挙に出る可能性は
否定できないのではないだろうか?
オバマ氏が反対しても、議会での基盤が弱い大統領は、押し切られる
可能性がある。
イスラエルロビーが活動を活発化している上に、とんでもない
情報が入ってきている。
それは、イスラエル海軍の潜水艦がインド洋に向っているという
情報である。
行き先は、イラン以外に考えられないではないか。
この潜水艦は「核ミサイル搭載艦」だとも言われている。
アメリカ国内の緊急事態への対応として、債務不履行に対する
演習が行われるとも聞く。
演習?
それは、債務不履行に対する暴動を牽制する為の演習であり、
アメリカの破綻は、間違いが無いようだ。
内戦状態にもなる可能性もあるということだろう。
リーマンショック以来の金融危機は、ここへきて、本当の危機が
迫ってきているようである。
世界恐慌は、これから本番を迎えるのかもしれない。
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米地銀7行が破たん、年初来の米銀破たん件数は52行に
2009年 07月 3日 14:01 JST
[ワシントン 2日 ロイター] 米金融監督当局は2日、イリノイ州の銀行6行およびテキサス州の小規模銀行ミレニアム・ステート・バンク・オブ・テキサスを業務停止とした。
年初来の米銀破たん件数はこれで52行となった。2008年の米銀破たん件数は25件、07年は3件だった。
米連邦預金保険公社(FDIC)によると、破たんした7行の中でも最も大規模だったファウンダーズ・バンクの資産は9億6250万ドル、預金は8億4890万ドル。プライベート・バンコープ(PVTB.O: 株価, 企業情報, レポート)が受け皿銀となって、ファウンダーズの預金をすべて引き継ぐ見通し。
FDICの預金保険基金が負担する金額は1億8850万ドルと見込まれている。
FDICによると、イリノイ州の6行についてはすべて同じ一族が支配する銀行で、同じようなビジネスモデルで事業を展開していた。
ファウンダーズ以外のイリノイ州の破たん銀5行およびミレニアム・ステートの詳細は以下の通り。
ファースト・ナショナル・バンク・オブ・ダンビル
資産規模:1億6600万ドル
預金規模:約1億4700万ドル
FDIC預金保険基金の負担規模:2400万ドル
受け皿銀:ファースト・フィナンシャル・バンク
エリザベス・ステート・バンク
資産規模:5550万ドル
預金規模:約5040万ドル
FDIC預金保険基金の負担規模:1120万ドル
受け皿銀:ガリーナ・ステート・バンク、トラスト・オブ・イリノイ
ロック・リバー・バンク
資産規模:7700万ドル
預金規模:約7580万ドル
FDIC預金保険基金の負担規模:2760万ドル
受け皿銀:ハーバード・ステート・バンク
ジョン・ウォーナー・バンク・オブ・クリントン
資産規模:7000万ドル
預金規模:約6400万ドル
FDIC預金保険基金の負担規模:1000万ドル
受け皿銀:ステート・バンク・オブ・リンカーン
ファースト・ステート・バンク・オブ・ウィンチェスター
資産規模:3600万ドル
預金規模:約3400万ドル
FDIC預金保険基金の負担規模:600万ドル
受け皿銀:ファースト・ナショナル・バンク・オブ・ビアーズタウン
ミレニアム・ステート・バンク・オブ・テキサス
資産規模:1億1800万ドル
預金規模:1億1500万ドル
FDIC預金保険基金の負担規模:4700万ドル
受け皿銀:ステート・バンク・オブ・テキサス
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6月米雇用統計:識者はこうみる
2009年 07月 3日 08:51 JST
[ニューヨーク/東京 5日 ロイター] 6月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が46万7000人減と予想を大幅に上回って減少し、5カ月ぶりに減少幅が拡大。失業率は9.5%に上昇し、1983年8月の水準に並んだ。市場関係者のコメントは以下の通り。
●景気が底入れしつつあるとの見方変わらず
<IHSグローバル・インサイトの米国チーフエコノミスト、ナイジェル・ゴールト氏>
景気は底入れしつつあるとの見方が間違っていることが示されたとは思わない。この見方は間違っていないと思う。ただ、労働市場が底を打つのは、自動車市場や鉱工業生産、国内総生産(GDP)よりずっと後になるだろう。
景気後退はいつ終息するかと言えば、GDPの低下や鉱工業生産の減少に関しては第3・四半期に歯止めがかかるとみている。しかし、雇用に関しては、おそらく2010年第1・四半期まで安定化しないだろう。失業率が下がり始める時期は、10年半ばになる可能性がある。
今回の統計で平均週間労働時間当たり賃金は前月から横ばいだった。これは失業の増加による賃金圧力を示している。
●米債にとって支援材料
<JVBフィナンシャル・グループのチーフエコノミスト、ウィリアム・サリバン氏>
第2・四半期が終わろうとするなかで、経済が依然としてかなりの勢いを失っているようだ。今回の内容は全般的に弱く、唯一の救いは雇用者数の減少が年初時の予想ほどには大きくならないかもしれないということだ。
歴史的に大幅な減少で、失業率も依然高水準で推移している。先行きの消費支出にとって一段と重要なのは賃金が横ばいだったことだ。失業は個人所得の伸びの低下と関連している。
米債市場に対しては支援要因となるだろう。漠然とした将来、ディスインフレ的環境が維持されることを示唆しており、長期的に米債市場にとってポジティブな内容と考える。
●米景気V字回復論に打撃
<みずほ証券 チーフマーケットエコノミスト 上野泰也氏>
米国景気の本格回復が遠いことを裏付けた。「リーマン・ショック」の影響が一巡した後、米国の雇用情勢はもとの緩やかな悪化軌道に復しつつあるようにみえる。時間当たり賃金の伸びは前年比プラス2.7%まで鈍化しており、2005年9月以来の低い伸びとなった。過去の経緯から2%割れに向け、鈍化する公算が大きい。個人消費に対するダメージであると同時にサービス分野のデフレ圧力を強めかねない。
米景気のV字回復論に決定的な打撃だ。10年米国債利回りは節目の3.5%前後で下げ渋っているが、遠からず3.0%を目指す動きに変わっていきそう。日本の10年債利回りについては引き続き1.0%前後への低下を予想している。
●景気回復期待がいったん後退、4─6月期決算に注目
<明和証券 シニアマーケットアナリスト 矢野 正義氏>
もともと雇用統計は振れやすい指標ではあるが、減少幅が再び拡大したことで、最近強まっていた景気回復期待が後退する可能性がある。国勢調査関連の雇用の反動という政府部門の特殊要因があるとみられているが、雇用は消費への影響が大きいだけに懸念要因だ。日本でも5月鉱工業生産や6月日銀短観など市場予想を下回るマクロ指標が続いており、景気回復期待がいったん後退するとみられる。日経平均1万円回復には新たな材料が必要になってきた。
その点で、来週から徐々に始まる米企業の4─6月期決算発表でマーケットの雰囲気を変えるような強気な見通しが出てくるかが注目されよう。
●リカバリー・トレードの巻き戻し強まる
<JPモルガン・チェース銀行 債券為替調査部長 佐々木融氏>
米雇用統計は事前予想より悪化し、リスク回避の動きが強まった。景気回復を期待するリカバリー・トレードに対するこのところの巻き戻し地合いがより鮮明になるだろう。米2年債利回りは1%を割り込んでおり、金融政策に対するタカ派的な見方も後退している。
当面はドルと円が買われてクロス円が売られる展開が続くだろう。ユーロ/円は130円割れを目指す方向で推移するとみている。
●雇用環境の底入れみえず、日経平均はレンジを維持
<東京海上アセットマネジメント投信 シニアファンドマネージャー 久保 健一氏>
1月以降、米雇用情勢は改善傾向をみせていたが、米自動車大手の破たんなど懸念されていたものが素直に数字に表れた。米雇用環境の底入れはまだみえず、ネガティブインパクトだ。これを受け、米株価は大きく下げたが、これまで実態よりも期待先行で株価が上昇していたので、今後、下落するとしてもスピード調整程度にとどまるとみている。
東京市場も、目先は企業業績にらみの展開で、日経平均9500―1万円のレンジ相場は変わらないと予想する。
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